【6月2日 AFP】北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記の後継者に三男の金正雲(キム・ジョンウン、Jong-un)氏が内定したとの情報があることが2日までに分かった。野党民主党の朴智元(パク・ジウォン、Park Jie-Won)議員がラジオ番組で明らかにした。

 同議員によると、韓国の国家情報院(National Intelligence ServiceNIS)は1日、国会の非公開の審議でこの情報を明らかにしたという。

 韓国メディアの報道によると、前月25日の北朝鮮による2回目の核実験の直後、軍、議会、在外公館に正雲氏の内定が伝えられたという。

 NISや韓国の統一省などは報道内容を確認することを拒否した。(c)AFP