【3月4日 AFP】スイス・ジュネーブ(Geneva)の国連前広場(Place des Nations)で3日、障害者支援の国際NGO「ハンディキャップ・インターナショナル(Handicap International)」が、対人地雷禁止国際キャンペーン(International Campaign to Ban LandminesICBL)設立への参加10周年を記念した行事の一環として、広場にあるスイス人作家ダニエル・ベルセ(Daniel Berset)氏による足を1本欠いた椅子の彫刻「壊れた椅子(Broken Chair)」(高さ12メートル、重量5.5トン)が爆破されるように見せかけたデモンストレーションを行った。この彫刻は、地雷やクラスター爆弾に対する反対を表し、国連本部を訪れる世界の政治家たちにそうした兵器の危険性を思い起こさせている。(c)AFP