【1月24日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は24日、就任後初めて毎週恒例のラジオ演説を行い、1か月以内に8250億ドル(約73兆円)の景気対策法案に署名し成立させたい考えを示した。

 オバマ大統領は、経済問題が短期間で解決することはないと警告する一方、大胆な決断が米経済の回復につながると確信していると述べた。また行動を起こさなければ米国の失業率は2ケタに上昇し、米経済が1兆ドル(約90兆円)規模で縮小する可能性もあると警告した。

 その上で、生産の拡大と300-400万人の雇用維持・創出を目指した景気刺激策を実施することで、縮小する経済に新たな息吹を吹き込むことができると主張した。(c)AFP/Maxim Kniazkov