【11月22日 AFP】女性2人の決選投票となったフランスの最大野党、社会党(Socialist PartyPS)の第1書記(党首)選挙が22日行われ、週35時間労働制を導入したマルティンヌ・オブリ(Martine Aubry)元雇用相(58)が僅差で、前回大統領選に出馬したセゴレーヌ・ロワイヤル(Segolene Royal)元家庭担当相(55)を破った。

 しかし、ロワイヤル氏は不正があったとして選挙のやり直しを求めており、すでに激しい決裂状態にある党内に新たな危機がもたらされそうだ。

 党員23万3000人による投票の獲得率は、オブリ氏50.02%、ロワイヤル氏49.98%で、票差はわずか42票だった。(c)AFP/Carole Landry