【11月7日 AFP】ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領は6日、バラク・オバマ(Barack Obama)次期大統領と10日に会談を行い、イラク戦争や世界的な金融危機などについて協議すると発表した。

 来年1月20日の任期終了まで残すところ75日となったブッシュ大統領は、約1000人の政権幹部やホワイトハウス(White House)職員に謝意を伝えるスピーチの中で、イラク戦争や金融危機などの重要問題についてオバマ氏の政権移行チームが円滑な引き継ぎができるよう協力していくよう訴えるとともに、オバマ氏との会談を楽しみにしていると述べた。

 また、移行期間中を狙ったテロの可能性を警告。テロの脅威と経済危機は「新大統領が落ち着くまで待ってはくれない」として、残る任期での最優先事項は「できるだけ円滑に政権移行を行うこと」だと話した。(c)AFP/Olivier Knox