関連情報2008年ノーベル賞
インドネシアの首都ベジャカルタ(Jakarta)で、アチェ独立問題の調停役を務めたマルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)元フィンランド大統領(右)の話しに耳を傾けるユスフ・カラ(Jusuf Kalla)副大統領(中央)と独立派武装組織「自由アチェ運動(Free Aceh Movement、GAM)」のマリク・マフムド(Malik Mahmoud )議長(2006年8月13日撮影)。(c)AFP/ADEK BERRY
【10月10日 AFP】(一部更新)2008年のノーベル平和賞は、コソボ独立問題やインドネシアのアチェ和平合意などに尽力してきたフィンランドのマルッティ・アハティサーリ(Martti Ahtisaari)元大統領(71)に決まった。
アハティサーリ氏の功績で最も注目されるのは、約30年間続いた紛争で1万5000人の犠牲者を出したインドネシア政府と独立派武装組織「自由アチェ運動(Free Aceh Movement、GAM)」間の戦闘を、2005年の和平合意で終結に導いたことだろう。
さらに、アハティサーリ氏は、コソボ自治州(当時)の最終地位をめぐる交渉でも調停役をつとめ、2007年、事実上、コソボのセルビアからの独立を認めた仲介案をまとめ紛争を終結に導いた。しかし、今年に入ってセルビア議会は仲介案拒否決議を可決。コソボも独立を宣言し、仲介案は無効となった。
アチェ和平合意交渉を仲介したアハティサーリ氏は、アジアの地政学に特に精通していたわけではなかったが、有能な外交官、卓越した交渉者として広く尊敬を集めるに至った。
授賞式は12月10日にノルウェーの首都オスロ(Oslo)で行われ、アハティサーリ氏には賞状とメダルのほか、賞金1000万ノルウェークローネ(約1億6000万円)が授与される。(c)AFP/Nina Larson









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