【9月12日 AFP】タイのサマック・スントラウェート(Samak Sundaravej)氏は12日、与党「国民の力党(People Power PartyPPP)」からも同氏の首相再指名に反対する声がでていることをうけ、首相再任を断念した。サマック氏の個人秘書が明らかにした。

 個人秘書によると、サマック氏は「『国民の力党』の党首として民主主義の保護に最善を尽くしてきたが、その役割は終わった。後のことは、党に一任する」と語っているという。

 タイ下院では同日、後任首相の選出投票を行う予定だったが、欠席議員が相次ぎ、投票は延期となった。(c)AFP