【8月9日 AFP】米大統領選に2度の出馬経験があるジョン・エドワーズ(John Edwards)元上院議員(54)は8日、不治のがんを患っているエリザベス(Elizabeth)夫人以外の女性と不倫関係にあったことを認めた。一方、女性が出産した女児の父親であることは否定した。

 エドワーズ氏はこれまで繰り返し不倫を否定してきたが、同日発表した声明では、選挙戦中に次第に「自己中心的でナルシシスト」になってしまったと認め、何度も謝罪した。

 不倫相手は映画監督のRielle Hunter(42)氏と報じられている。不倫関係にあったのは、2度目の民主党候補指名争いに立候補する前の、2006年の短い期間だったと明らかにした。

 エドワーズ氏は「深刻な判断ミスを犯した。家族と自分の信念に対し不誠実な行動を取った。過ちに気づき、妻に不倫を告白して許しを求めた」と明らかにした。

 同氏は民主党の有力者で、今年の大統領選で民主党候補指名が確定しているバラク・オバマ(Barack Obama)上院議員と、副大統領候補としてペアを組むともみられていたが、不倫を認めたことで2度目の副大統領候補に指名される可能性は事実上なくなった。2004年の大統領選では、党の指名争いで敗れた後、ジョン・ケリー(John Kerry)上院議員とペアを組み副大統領候補として出馬した。

 エドワーズ氏に近い人物によると、オバマ氏を困惑させないよう、同氏はコロラド(Colorado)州デンバー(Denver)で今月末開催される党大会には出席しない見通しだという。

 エドワーズ氏の妻、エリザベス夫人は、不治のがんと懸命に闘う姿から人気が高い。4人の子どもをもうけたが、1人は交通事故で死亡している。

 同氏はこの数週間、Hunter氏が2月に出産した女児の父親ではないかとのうわさが浮上する中、不倫について再三否定してきた。2人の不倫関係については、前年10月にゴシップ紙が最初に報じた。

 エドワーズ陣営の元顧問が女児の父親だと認めている。(c)AFP