【6月25日 AFP】(写真追加)野党側への暴力が横行し、国際社会からの批判が強まっているジンバブエの大統領選決選投票について、ジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領は24日、野党・民主変革運動(Movement for Democratic ChangeMDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長が参加しなくても決戦投票は実施すると明言し、批判をはねつけた。

 ツァンギライ議長は決選投票の不参加を表明し、首都ハラレ(Harare)のオランダ大使館に一時避難をしており、決選投票が行われればムガベ大統領の不戦勝が決定する可能性が高い。ムガベ大統領は、ジンバブエが1980年に英国から独立して以来、政権に就いている。(c)AFP/Susan Njanji