【6月22日 AFP】ジンバブエの野党・民主変革運動(Movement for Democratic ChangeMDC)のモーガン・ツァンギライ(Morgan Tsvangirai)議長は21日、大統領選挙の決選投票が棚上げされるとの報道を受け、「選挙を中止する権利など誰にもない」と述べた。

 同国のロバート・ムガベ(Robert Mugabe)現大統領は、決選投票を中止し、野党を含めた統一政府樹立案を検討しているとされる。

 ツァンギライ議長は支持者に向けて演説を行い、「現政権は、決選投票を行えば負けるとわかっている。法的に、選挙を中止する権利など誰にもない」と述べた。(c)AFP/Fanuel Jongwe