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米哨戒機がベネズエラ領空を侵犯、米側は「航法上の問題」主張

  • 2008年05月20日 09:44 発信地:ワシントンD.C./米国
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ペルシャ湾に展開中の空母キティホーク(USS Kitty Hawk)に着艦態勢に入る、米海軍の哨戒機S-3B Viking(2003年3月28日撮影)。(c)AFP/US NAVY/Todd FRANTOM

【5月20日 AFP】米海軍の哨戒機が17日、「断続的な航行上の問題」を起こしベネズエラの領空を侵犯した。関係者が19日、確認した。

 ベネズエラ政府は、米軍の航空機が17日にベネズエラ領空を侵犯し、ベネズエラ軍基地とウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領専用の保養地があるオルチラ(La Orchila)島を含む、カリブ海上の2つの島近くを飛行したとして非難していた。

 米軍側は「麻薬取締任務に就いていた米軍の哨戒機S-3 Viking1機が、航法上の問題が発生したため、ベネズエラ本土沖の同国領空に進入した。ベネズエラ側の航空管制によって同機は国際空域に出ることができた。ベネズエラ側の支援には大変感謝している」としている。

 国防総省のスポークスマンは、S-3 Vikingは、オランダ領アンティル諸島(Netherlands Antilles)のキュラソー(Curacao)島付近の国際空域で活動中、断続的な航法上の問題が発生したと語った。その後、首都カラカス(Caracas)の北にある、ベネズエラのMaiquetiaにある航空管制所から問い合わせを受けたという。

 米軍機の乗員とベネズエラの管制官とは当初、言葉の問題で会話がうまくいかなかったものの、交信は3分間にわたって行われたという。

 米軍は麻薬取引監視のためキュラソーの基地を維持している。当初対潜哨戒機として設計されたS-3 Vikingは、現在は主に海上の監視や空中給油に利用されているが、一部は電子戦と情報収集のために改造されている。(c)AFP

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