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パレスチナで「大厄災」の集会、黒い風船でエルサレム上空を埋め尽くす

  • 2008年05月16日 02:39 発信地:ラマラ/パレスチナ自治区
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パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のヘブロン(Hebron)で、イスラエル建国と難民数十万人が故郷を追われた「ナクバ(Naqba、大厄災)」の記念式典に出席する人々(2008年5月15日撮影)。(c)AFP/HAZEM BADER

【5月16日 AFP】パレスチナ自治区で15日、イスラエル建国と約76万人が難民化した「ナクバ(Naqba、大厄災)」から60年を迎え、各地で抗議集会などが行われた。

 ガザ地区(Gaza Strip)とイスラエルの境界付近では、抗議集会を解散させるためイスラエル兵士が空に向けて発砲。また、ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)では、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に登録する難民約450万人の「帰還権」を求めて、数千人が抗議デモを行い、市全体にサイレンが鳴り響いた。

 一方、イスラエル国会(クネセト)では、建国60周年を記念して訪問中のジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)米大統領が演説を行ったが、それに先立ちエルサレム(Jerusalem)では、デモ参加者がパレスチナ旗を振りながら、イスラエル建国からの日数と同数の黒い風船2万1915個を飛ばして上空を黒に染めた。

 また、ヨルダン川西岸のナブルス(Nablus)では、現在イスラエルとなっている場所に放棄した自宅の実物の鍵や、象徴として作った鍵を持って約3000人が集結。ブッシュ大統領の訪問に抗議して米国旗が燃やされた。(c)AFP/Nasser Abu Bakr
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