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アルゼンチン軍政下で出生時に誘拐された女性、実の両親判明

  • 2008年04月25日 03:10 発信地:ブエノスアイレス/アルゼンチン
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仏ルヴァロワ・ペレ(Levallois-Perret)の病院で誕生した新生児(2001年7月27日撮影、資料写真)。(c)AFP/DIDIER PALLAGES

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【4月25日 AFP】アルゼンチンで軍事政権(1976-83年)下に誕生し、その直後に誘拐されて海軍将校夫婦に育てられた女性の実の両親が、DNA鑑定で明らかとなった。裁判所当局が23日、発表した。

 海軍将校Policarpio Vazquez氏の娘として育てられた「Evelyn」さん(31)は、DNA鑑定の結果、イタリア人の母Susana Pegoraroさんと、ドイツ系の父Ruben Bauerさんの間に生まれたことが判明した。

 急進派の活動家だった両親は1977年6月、軍政下の弾圧で、軍独裁に反対する数千人とともに失踪(しっそう)した。

 Evelynさんは、Vazquez氏が裁判で実の父親ではないことを認めた後もDNA鑑定を拒否していたが、裁判所はEvelynさんの自宅の家宅捜索を命じ、鑑定に必要な遺伝物質を採取するため歯ブラシとピンセットを押収した。

 アルゼンチンの軍政下では、約3万人が失踪しているが、失踪した急進派の子どもたちは軍関係者に育てられることが多かった。

 国内の人権団体や仏・独などの外国政府の圧力から、Evelynさんのように、失踪者の子どもたちの出生が注目され始めた。(c)AFP

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