【12月14日 AFP】フィリピンのマニラ(Manila)首都圏ケソン(Quezon)市で14日、フィリピン大学(University of the Philippines)の学生友好団体「Alpha Phi Omega」のメンバーらが全裸で構内を練り歩き、グロリア・アロヨ(Gloria Arroyo)大統領の退陣を求める抗議活動を行った。

 学生らは、アロヨ政権は腐敗し政権に批判的な人物を相次いで殺害しているとして非難。また、2006年6月に軍によって拉致されたとみられる反体制活動家、Karen Empeno氏とSherlyn Cadapan氏の解放を求めた。

 地元の人権活動グループによると、2001年1月のアロヨ政権発足から今年10月までに、左翼活動家を中心に887人の殺害が報告されている。

「Alpha Phi Omega」は米国で1925年に設立された学生友好団体。全米各地の学生らの交流を目的とする同団体は、現在はフィリピンのほかオーストラリアにも支部がある。全裸で構内を走り回る「oblation run(奉納走り)」は、同団体の伝統行事だという。(c)AFP