関連情報ベルギー政治情勢
2007年12月1日、ブリュッセル(Brussels)の議会で声明を発表するキリスト教民主フランドル党(CD&V)のイブ・ルテルム(Yves Leterme)党首。(c)AFP/BELGA PHOTO/DIRK WAEM
【12月3日 AFP】6月の総選挙以降新政権が未だに樹立されないベルギーで1日、対立する北部オランダ語圏と南部フランス語圏が続けてきた協議は決裂し、北部オランダ語圏のキリスト教民主フランドル党(CD&V)を率いる次期首相候補のイブ・ルテルム(Yves Leterme)党首は、4党の連立を断念、国王アルベール2世(Albert II)に組閣の断念を伝えた。
北部オランダ語圏と南部フランス語圏にはそれぞれの新聞、テレビ局、政党があり、統一政府の樹立をめぐる問題は今に始まったことではない。
だが同国は2日、6月10日の総選挙から新政府不在のまま175日目を迎えた。
最大の争点はオランダ語圏側が求めているフランドル(Flander)地方の自治権拡大で、フランス語圏のワロン(Wallonia)地域はこの拡大の動きを「政治的・財政的危機」として反対している。
政治的空白の最長記録が更新されるなか、現在も日常業務をこなすヒー・フェルホフスタット(Guy Verhofstadt)首相は、現政権を維持したままクリスマスを迎えようとしている。
欧州統合の象徴的存在とされるベルギーだが、国家分断への懸念および希望が広がっている。(c)AFP/Paul Harrington
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