【11月22日 AFP】中国は軍の専門性向上策の一環として下士官の給与を引き上げた。21日、国営紙Beijing Morning Postが報じた。

 人民解放軍(People's Liberation Army)の小隊長、中隊長の給与は、能力に応じて最大150%引き上げられ、1月1日まで遡及(そきゅう)するという。また大隊長や技術士官も昇給し、配偶者手当ても引き上げられた。

 230万人規模の兵力を誇る世界最大の軍隊に、また新たな資金が投じられることになる。

 北京はかつての農民軍からハイテク軍への改革を進めている。中国は2007年3月に、前年比17.8%増の3509億元(約5兆1380億円)を軍事予算に割り当てたことを認めている。(c)AFP