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【10月29日 AFP】国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)のモハメド・エルバラダイ(Mohamed ElBaradei)事務局長は28日、9月6日にイスラエルがシリア領内の軍事施設を空爆した問題について「私的制裁」であると非難、空爆対象の施設に関する詳細情報の提供を求めた。
エルバラダイ事務局長がCNNに語ったところによると、イスラエルおよび米国はこれまで、シリア領内の空爆対象が秘密の核施設であることを示す証拠を一切提供していない。
エルバラダイ事務局長は「極めて遺憾だ。他国が核関連計画を進めているという情報をつかんだ国はIAEAに報告する制度がある。IAEAには査察を行う権限がある。われわれは国際社会の目であり耳であるのであって、先に空爆を行い、後から質問するようになれば、この制度を弱体化させてしまうだけなく、疑惑に対して何の解決にもつながらない」とイスラエルを非難した。
イスラエルは、9月6日にシリア領内の軍事施設を空爆したことを明らかにしたが、同施設が北朝鮮から輸入した核物質の貯蔵庫として疑われていたにもかかわらず詳細な情報は一切発表していない。
エルバラダイ事務局長は、空爆を受けたのは軍事施設ではあるものの核とは一切関係ないとシリア側から報告を受けたと語った。
一方、イスラエルのエフド・オルメルト(Ehud Olmert )首相は、シリアでの攻撃の際にイスラエル戦闘機がトルコ内に領空侵犯したことを認めた。当局筋が28日明らかにした。オルメルト首相は23日にトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相と英国のロンドン(London)で会見した際に謝罪している。(c)AFP/Jitendra Joshi



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