【10月18日 AFP】国連(United NationsUN)特使のイブラヒム・ガンバリ(Ibrahim Gambari)事務総長特別顧問は17日、クアラルンプール(Kuala Lumpur)の国連事務所で記者会見を行い、ミャンマー軍事政権からの招請に応じ、11月第3週までに同国を再訪する見通しであることを明らかにした。

 ガンバリ特使は記者会見で「ミャンマー政府からの招請を確認した。招請に応じるつもりだが、時期は早まる可能性もある」と語った。同政府の反政府運動に対する武力鎮圧を中止させ、民主化改革に弾みを付けたい意向だ。

 また、タン・シュエ(Than Shwe)国家平和発展評議会(SPDC)議長と民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんの両者と会見することが不可欠だと指摘。「議長と会談することが重要だ。それによって、これまでの質問に対する確実な回答ができる」と述べた。

 またスー・チーさんとの面会については「それを望んでいる」と答えた。(c)AFP/Romen Bose