【9月24日 AFP】コンドリーザ・ライス(Condoleezza Rice)米国務長官は23日、シリアに核関連物質を提供している疑いが浮上した北朝鮮について、核計画のすべてを申告することは「極めて重要」と述べた。

 国連総会(UN General Assembly)に先立ち中国の楊潔チ(Yang Jiechi)外相と会談したライス長官は、報道陣に対し「率直に言えば、まだ答えが得られていない疑問が多数ある。われわれは北朝鮮の核計画の全側面を把握したい」と述べた。

 ライス長官は、北朝鮮がシリアに核関連物質を提供しているとの報道については言及しなかった。疑惑が真実であった場合、イラク戦争で求心力を失ったジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領が成功と賞賛する対北朝鮮外交に暗雲を投げかけることになる。(c)AFP/P. Parameswaran