【8月2日 AFP】ロンドン五輪のボクシング男子バンダム級2回戦で、アゼルバイジャンのマゴメド・アブドゥルハミドフ（Magomed Abdulhamidov）に判定負けを喫していた清水聡（Satoshi Shimizu）が2日、判定を不服としていた提訴が認められて準々決勝に進出した。

　1日に行われた試合では22-17の判定でアブドゥルハミドフの勝利とされていたが、第2シードのアブドゥルハミドフは疲れがみえた最終ラウンドで何度もダウンを喫していたため、提訴が認められて結果は清水の勝利に変更された。

　日本側は、トルクメニスタン人の審判は試合を止めるべきであり、またカウントをゆっくりとってアブドゥルハミドフに回復の時間を与えたと主張していた。

　清水は「判定結果には大きなショックを受け、レフェリーに聞き間違えていないか確かめなければならならないほどだった」と話している。

　5日に行われる準々決勝で清水はアルジェリアのモハメド・ウアダヒ（Mohamed Ouadahi）と対戦する。(c)AFP