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「種の起源」から150年、バチカンで来年 進化論に関する会議

  • 2008年09月18日 08:48 発信地:バチカン市国
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ロンドン(London)の自然歴史博物館に展示されているチャールズ・ダーリン(Charles Darwin)の実物大の胸像と著書の「種の起源(Origin of Species)」(2006年6月8日撮影)。(c)AFP/SHAUN CURRY

【9月18日 AFP】ローマ法王庁は15日、チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)の「種の起源(On the Origin of Species)」出版150周年を迎える来年、進化論に関する会議をバチカンで開催すると発表した。

 法王庁の文化評議会議長ジャンフランコ・ラヴァージ(Gianfranco Ravasi)大司教は、記者団に対し「進化論と聖書のメッセージの間に相反するところはまったくない」との見解を示し、現法王のベネディクト16世(Benedict XVI)や最近の先任者らが進化論に興味を示していることを明らかにした。

「種の起源」は1859年に出版されたが、法王庁はその150周年となる来年3月3-7日に、さまざまな分野の科学者や哲学者、カトリックおよびプロテスタントの神学者を招待して、進化論に関する会議を開催するという。キリスト教原理主義者の間では、生命の起源について聖書の記述を文字通り解釈するという天地創造説が支持を広げている。

 会議は、ローマ(Rome)のグレゴリオ大学(Pontifical Gregorian University)と米ノートルダム大学(University of Notre Dame)が共催するが、グレゴリオ大学のMarc Leclerc教授は、「信仰や創造主である神と相反するのは学説としての進化論ではない。それは、真実を説明する唯一の方法ではないということだ」と説明する。

 Leclerc教授は、特に米国のキリスト教原理主義によって支持され、学校教育で進化論の変わりに教えられている「インテリジェント・デザイン」説とは一線を画しており、生命の起源に関して、神の手によるという説と進化論的な説明は、2つの異なる次元にあるものだという。

 ベネディクト16世は、これまでに少なくとも2回の非公開会議で進化論に関して議論したが、進化論は生命の起源を十分に説明していないと主張している。(c)AFP
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