【3月2日 AFP】英バッキンガム宮殿(Buckingham Palace)によると、エリザベス女王(Queen Elizabeth II、86)は胃腸炎の症状がみられることから、2日に予定していたウェールズ(Wales)への訪問を中止した。胃腸炎は一般的に、嘔吐(おうと)や下痢、脱水症などを伴う。

 ウェールズでは1日が守護聖人の聖デービッドを称える祝日「聖デービッドの日」で、女王はスウォンジー(Swansea)で2日に行われる軍の記念式典に出席する予定だった。

 一方、女王は今月6~7日、夫のフィリップ殿下(Prince Philip、91)と共にイタリア・ローマ(Rome)を訪問、ジョルジョ・ナポリターノ(Giorgio Napolitano)大統領と面会する予定だが、王室報道担当官によると訪問を中止するかどうかは今のところ未定だという。(c)AFP