【2月27日 Relaxnews】英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(British AirwaysBA)のパイロットが、空の旅の恐怖を克服する方法を指南する電子書籍を執筆した。

「自信を持って空を飛ぶ:空の旅の恐怖を克服する実証されたプログラム(Flying with Confidence: The proven program to fix your flying fears)」は3月7日、米インターネット小売大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の電子書籍端末「キンドル(Kindle)」向けに発売される。オーディオCDも同時発売だ。

 同書に書かれているアドバイスや有益な情報の一部を以下に紹介する。

・不安になったときは息を止め、ゆっくりと息を深く吸い込んでから、ゆっくりと息を深く吐き出す。これを何度も繰り返そう。

・この深呼吸にあわせて筋肉を収縮させよう。お尻をぎゅっと締めるのが最も効果的。というのも、この動作は脊髄を上下に行き来する神経信号を抑える効果があるからだ。

・上空3万フィートを飛行中の商用航空機は、仮にすべてのエンジンが機能停止しても、100マイル(約160キロメートル)滑空することができる。

・空の旅の際には、することのリストを作ろう。30分ごとに頭をいっぱいにするような物事を。手紙を書いたり、映画を見たり、本を読んだり、ご飯を食べたりしよう。

・パイロットは厳格な選抜過程を通過しており、地球上で最も高度な訓練と検査を受ける職業の1つだ。6か月ごとにシミュレーターを使った試験も受けている。

・商用の航空機は、すべてのフライトごとにパイロットと技術者の事前検査を受けている。定期的な整備も、免許を保有する技術者が行っている。

・航空管制官は、極めて厳格な規則の下で業務を行うプロフェッショナルで、専門の訓練を受け、免許を保有している。すべてのパイロットは航空規則に従う義務がある。

・あなたが航空機を降りて愛する人の腕に飛び込む場面や、暖かい気候の場所に降り立つ場面、あるいは成功を収めるビジネス会議に降り立つ場面をイメージしてみよう。

(c)Relaxnews/AFPBB News