【2月1日 AFP】着工850周年を記念して新調された仏パリ(Paris)のノートルダム大聖堂(Notre Dame Cathedral)の9つの鐘が1月31日、パリに「凱旋」帰国した。

 ノートルダム大聖堂の鐘のうち、「アン・ジュヌビエーブ(Anne Genevieive)」など1856年に設置された4つは当時の金属が低品質だったため劣化し、最も大きい鐘「エマニュエル(Emmanuel)」と音程が合わなくなっていた。

 警察官のオートバイに付き添われ2台のトラックでノートルダムに運ばれる9つの鐘を、大勢の市民が沿道で出迎えた。9つの鐘は1日夜に大聖堂に設置されるが、その音色を初めて奏でるのはイースター前の3月23日となる。(c)AFP