【1月11日 AFP】米サンディエゴ動物園(San Diego Zoo)で9日、一般公開を翌日に控えたパンダの赤ちゃんシャオ・リー・ウー(Xiao Liwu、小礼物)が初めて記者団に公開された。  生後5か月を迎えたシャオ・リー・ウーは自ら室外に出て、竹をよじ登り、見守る飼育員や報道陣の前に姿を現した。屋外には木や堀、岩があり、シャオ・リー・ウーにとっては全てが新しい環境だ。パンダ担当の飼育員によると、シャオ・リー・ウーは物に登ることが得意だが、屋外の飼育場に慣れるまでには転ぶこともあるだろうと話した。  野生のジャイアントパンダは1600頭しか生息していないと推測されており、同種を脅かしている主な原因は生息地の減少と考えらている。野生生物保護団体「サンディエゴ・ズー・グローバル(San Diego Zoo Global)」は中国の専門家と連携し、サンディエゴ動物園や中国で、科学的見地に基づいたパンダ保護プログラムに引き続き取り組んでいく。(c)AFP