【9月9日 AFP】今週、世界で起きた出来事からピックアップした名言、もしくは迷言の数々。

■神の手による「オーダーメイド」

「彼は私たちの父であり、神の使いだった。彼の体は神の手によるオーダーメイドで、彼ならば100歳まで生きるだろうと私たちは信じていた」

――3日に死去した統一教会創始者の文鮮明(Moon Sun Myung)氏の側近、朴普煕(Pak Bo Hi)氏の追悼の言葉。


■命に関わる味わい

「ダイヤモンドの角が内臓に刺さっていたら、男の命にかかわったかもしれない」

――5日、スリランカの宝飾品展示会で1万4000ドル(約110万円)相当のダイヤモンドを飲み込んだ中国国籍の男(32)を逮捕した警察の報道官。


■強硬策

「性犯罪の増加を抑制するには、物理的去勢のような強硬策に出なければならない」

――性犯罪を繰り返す人物に対し、刑として去勢を科す法案を推進している韓国の議員20人の1人、朴仁淑(パク・インスク、Park In-Sook)議員。


■サンタチームの人員削減

「もしもミットがサンタクロースだったら、トナカイは解雇して、妖精は外注を雇ってるだろう」

――4日、米大統領選の候補指名を控えた民主党大会で、同党のテッド・ストリックランド(Ted Strickland)オハイオ州元知事が共和党の大統領候補、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事を批判して。


■輝ける功績、ヒラリー指名

「それに、彼といえば、ヒラリーを(国務長官に)指名だってしたんだ!」

――前回米大統領選の民主党指名候補争いで、ライバルだったヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏を国務長官に任命したバラク・オバマ大統領をたたえたビル・クリントン(Bill Clinton)元大統領の言葉。5日の米民主党大会で。


■イラクよ、永久に

「指導者はやって来ては去っていく。しかし、イラクはいつまでも永遠にイラク人のものだ」

――2003年、イラクに侵攻した米軍によって引き倒された故サダム・フセイン(Saddam Hussein )元大統領の巨大な像があったバグダッド(Baghdad)の広場に、新たに21メートルの芸術作品の制作を依頼された建築家、アッバス・ガリブ(Abbas Gharib)氏。


■反体制派の愛

「コネタの学校で初めて彼女を見て、一目惚れした。その後脚を撃たれたんだ。彼女は毎日、毎日、僕の傷を拭いてくれ、僕はもっと彼女のことを知り、もっと愛するようになった」

――シリアで続く政府軍と反体制勢力による内戦状態の激震地、同国第2の都市アレッポ(Aleppo)で看護士、ハナンさんと結婚した反体制派の狙撃兵アブ・ハレド(Abu Khaled)氏。


■ヘンリー王子の辞書にシャイという文字はない

「人前に出るのを恥ずかしがってはいけません。ぼくは思い切ってそうします」

――3日、全裸ではしゃぐ写真がインターネットなどに出回った後初の公務でのヘンリー英王子(Prince Harry)のスピーチ。


■ロシアは「ダー」、プーチンは「ニエット」

「ロシアは愛してるけど、プーチンが嫌いなの」

――ロシア正教の大聖堂でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)露大統領を批判する歌を演奏して逮捕された女性パンクバンド「プッシー・ライオット(Pussy Riot)」のメンバー、ナジェージダ・トロコンニコワ(Nadezhda Tolokonnikova)被告。

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