【7月1日 Relaxnews】同性愛者らへの支持を示す虹色のオレオ(Oreo)クッキーの画像が、米SNSフェイスブック(Facebook)に公開されたことをきっかけに、米国ではリベラル派とキリスト教原理主義者とが激しく対立して激論が交わされる事態となっている。

 米国で6月はレズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー(LGBT)が自らに誇りを持つことを称える「プライド月間」とされている。クラフト・フーズ(Kraft Foods)は先週、6色のクリームをはさんだオレオクッキーの画像に、「堂々と愛を支持する!」との題をつけてフェイスブックに投稿した。

 この画像はインターネットでたちどころに話題となり、6月28日時点ですでに「いいね!」25万9200回、シェア8万2025回、コメント4万8220件が寄せられていた。

 この6色クリームのオレオ、実際に発売されたわけではない。だがフェイスブックの利用者たちは、オレオのボイコットを呼び掛け、キリスト教原理主義者らは聖書を引き合いにだして議論をけしかけ、さらには進化論について激論を繰り広げた。

 一方、オレオの擁護者たちは同社の広告戦略が成功したと評価している。(c)Relaxnews/AFPBB News