【12月1日 AFP】(一部更新)11月29日に発表された高級レストラン格付け本「ミシュランガイド(Michelin Guide)」の東京・横浜・湘南2012年版で、東京の食が世界最高レベルであることが証明された。

 都内で対象となった飲食店は16万軒。うち、三つ星レストランは16軒と、パリ(Paris)の10軒を上回った。二つ星は52軒、一つ星は179軒だった。掲載店は和食の店が主だが、仏料理店2軒が三つ星、韓国料理店1軒が一つ星を獲得している。

 日本全体でも、三つ星レストランの数が32軒となり、フランスの25軒を上回った。10月に発表された「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良」でも高級フランス料理店15軒が三つ星を獲得しており、高級料理店の充実ぶりで日本が世界トップとなった。

 日本ミシュランタイヤ(Nihon Michelin Tire)のベルナール・デルマス(Bernard Delmas)社長は、日本について「どこの都市でも高いレベルのレストランが多数ある、ユニークな国。日本版ミシュランガイドが5周年を迎えられたのも、そのおかげだ」と評価。「今後も星付きレストランを新たに開拓し、読者に紹介していく」と語った。

「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012」の発売は、12月2日。(c)AFP