【10月11日 Relaxnews】ドイツの首都ベルリン(Berlin)にあるシェーネフェルト(Schoenefeld)国際空港とテーゲル(Tegel)国際空港の9月の利用者数が、最近発表された公式統計で過去最高を記録した。

 両空港の9月の合計利用者数は、前年同月比4.6%増の230万人強で、過去最高となった。

 また、空港当局が今月6日に発表したところによると、2011年の年間利用者数も、昨年の2200万人を抜き、過去最高を記録する見通しだ。

 旅行者の間でベルリンの人気が急上昇していることは、近年の統計にもよく表れている。ベルリンに宿泊する人の数は1993年には730万人だったが、2009年には1890万人にまで増加した。

 来年には、両空港に代わり、ブランデンブルク(Brandenburg)国際空港が開港する予定だ。これにより、ベルリン市の航空機による騒音も大幅に緩和される。

 開港当初は年2000万人強の利用を見込んでいるが、徐々に4000万人まで増える見通し。これはオランダのスキポール(Schiphol)空港の昨年の利用者数4500万人に迫る人数だ。新空港での最初のフライトは、2012年6月3日の予定。(c)Relaxnews/AFPBB News