【8月18日 AFP】英航空大手ヴァージンアトランティック航空(Virgin Atlantic)は17日、機内で上映する映画を見た乗客が感極まって号泣してしまう事態を防ぐため、今後は「泣ける」映画を上映する際には本編が始まる前に「お涙注意」の警告を表示すると発表した。

 この警告が使用される最初の映画となるのは『Water for Elephants(邦題未定)』と『Just Go With It(邦題未定)』。本編の前にメッセージが点滅して、次に上映する映画に観客を泣かせる可能性があることを知らせてくれる。

 ヴァージン航空によると、今回の決定にあたって乗客に調査を行ったところ、55%が機内で感情が高ぶった経験があると回答。男性の41%が、涙を隠すため毛布を被って泣いたことがあると答えたという。調査人数は明らかにされていない。(c)AFP