【2月25日 AFP】総務省は25日、2010年国勢調査の速報集計を発表した。これによると、2010年10月1日現在の日本の総人口は約1億2806万人。5年前からの人口増加率は0.2%で、国勢調査が始まった1920年以降で最低の伸び率となった。

 この傾向が続けば2100年までに日本の人口は現在のほぼ半分の6000万人になるとみられている。ある総務省職員は、出生率低下や死亡率上昇による社会構造の劇的な変化を反映したものだと述べるとともに、次回の国勢調査で日本の総人口が初めて減少に転じても意外ではないと述べた。(c)AFP