【7月7日 AFP】2010年サッカーW杯(2010 World Cup)が開かれている南アフリカのケープタウン(Cape Town)で、「サンゴマ」と呼ばれる祈祷師(きとうし)が勝敗予想に用いていたニシキヘビが、動物虐待にあたるとして保護された。

 国際動物虐待防止協会(Society for Prevention of Cruelty to Animals)によると、保護されたのは体長2.8メートルのビルマニシキヘビ。前月30日、ニシキヘビが虐待的な扱いを受けているとの通報を受けた同協会職員がタウンシップ(旧黒人居住区)のサンゴマのもとを訪れたところ、鎖につながれたニシキヘビが車の後部から見つかった。

 このサンゴマの元には、先祖の霊を呼び出してW杯の勝利チームを聞いてほしいとの依頼が殺到しており、ニシキヘビは先祖を呼び出す儀式に用いられていたとみられる。

 発見されたニシキヘビは、肺炎や口腔内疾患を発症しているうえ、やせ細って脱水症状をおこしていた。保護されたニシキヘビには治療が施され、順調に回復しているという。(c)AFP