【6月21日 AFP】国連難民高等弁務官事務所(UN High Commissioner for RefugeesUNHCR)の親善大使を務める米女優アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)さんが17日、コロンビアの紛争から逃れエクアドル北部で暮らす難民のもとを訪れた。また、翌日にはラファエル・コレア(Rafael Correa)エクアドル大統領とも面会し、難民の窮状を話し合った。

 大統領府によれば、ジョリーさんとコレア大統領はコロンビアからの難民数千人が暮らす国境近くのアマゾンの街シュシュフィンディ(Shushufindi)で1時間半にわたって面会した。コレア大統領は面会後の会見で、難民の流入に関してエクアドルはUNHCRに協力する用意があると明かした。

 エクアドルによれば、今年は5月までに5万3000人のコロンビア人がエクアドルとの国境を越えて入国し、約半数が難民として認められた。また、2008年には13万5000人のコロンビア人がエクアドルに流入したという。

 20日は国連が定めた世界難民の日(World Refugee Day)だった。(c)AFP

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