【9月30日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)にあるスミソニアン国立動物園(Smithsonian National Zoo)のオスのナイルカバ、ハッピー(Happy)は28日朝、新しい家となるウィスコンシン(Wisconsin)州ミルウォーキー(Milwaukee)のミルウォーキー郡立動物園(Milwaukee County Zoo)に無事移送された。

 同動物園は米動物園水族館協会(Association of Zoos and Aquariums)が進める「Species Survival Plan(種の保存計画)」の一環として、ハッピーと2頭のメスのカバ、パティー(Patti)とパドルス(Puddles)とのペアリングを行い、ナイルカバの繁殖に取り組む。

 ハッピーはスミソニアン国立動物園で1981年1月4日に生まれたことから、動物園職員が、新年のあいさつ「ハッピーニューイヤー(新年おめでとう)」からとってハッピーと名付けた。野生のナイルカバは最長45年、動物園で飼育されるナイルカバはさらに長く生きることが多い。(c)AFP