【8月20日 AFP】米経済誌フォーブス(Forbes)電子版が19日発表した「世界で最も影響力のある女性100人」で、アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)独首相が4年連続でトップに選ばれた。巨大なドイツ市場を率いるたぐいまれな指導力と、9月の総選挙で再選まちがいなしとされる人気の高さが評価された。

 2位以下には、世界金融危機を反映して財界人がずらりと並んだ。2位は前年に引き続き米連邦預金保険公社(Federal Deposit Insurance Corp)のシーラ・ベア(Sheila Bair)総裁、3位は米清涼飲料・食品大手ペプシコ(PepsiCo)のインドラ・ノーイ(Indra K. Nooyi)会長兼最高経営責任者(CEO)だった。

 一方、ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は、大統領選の民主党候補者選びで接戦を繰り広げていた前年の28位から、36位に後退。始めてランクインしたミシェル・オバマ(Michelle Obama)米大統領夫人は、40位にとどまった。英エリザベス女王(Queen Elizabeth II.)は42位に入っている。(c)AFP

【参考】The World's 100 Most Powerful Women (英語)