【2月13日 relaxnews】カーニバルシーズンが到来した。24日の「シュロブ・チューズデー(Shrove Tuesday)」まで、世界中のさまざまな街でパレードが行われる。ここに、世界でも人気のカーニバルをいくつかご紹介しよう。

■ベネチア(Venice、イタリア)
今年は13日から24日まで開催。会期中、伝統のベネチアン・マスクをつけた人びとが通りをにぎわす。サンマルコ広場(Piazza San Marco)で人形が燃やされ、クライマックスを迎える。

ベネチアのカーニバルの公式ウェブサイト(英語、イタリア語)


■サルバドル・ド・バイア(Salvador do Bahia、ブラジル)
リオのカーニバルより認知度は低いが、規模も熱狂ぶりもリオに匹敵する。今年は19日に開幕。サンバパレードや屋外コンサートが行われるほか、アフリカ系ブラジル音楽やダンスも堪能できる。

サルバドルのカーニバルの公式ウェブサイト(ポルトガル語)


■リオデジャネイロ(Rio de Janeiro、ブラジル)
世界で最も有名なカーニバル。2月中は毎日数多くのイベントが行われるが、盛り上がりが最高潮を迎えるのは、21-24日に特設会場「サンボドロム(Sambodrome)」で行われる各サンバチームのパレード。このパレードは必見だ。

リオのカーニバルの公式ウェブサイト(英語)


■バランキジャ(Barranquillas、コロンビア)
南米ではブラジルに次ぐ規模を誇るコロンビアのカーニバル。伝統的で多様な文化を表現したお祭り騒ぎに、市民数百万人が参加する。会期は21-24日。

バランキジャのカーニバルの公式ウェブサイト(スペイン語)


■ゴア(Goa、インド)
インド西部ゴアで行われるこの祭りは、18世紀から続いている。バンド、山車、ダンサーなどとともに、カラフルなパレードが行われるほか、期間中は至る所でパーティーが開かれている。会期は21-24日。

ゴアのカーニバルの公式ウェブサイト(英語)


■バンシュ(Binche、ベルギー)
欧州で最も古くから伝わる都市部のカーニバルのひとつで、ユネスコ(UNESCO)の無形遺産にも登録されている。史料によれば中世時代から行われているという。独特のマスク、宝飾品、楽器、四旬節(Lent)と呼ばれる40日の禁欲期間前に開かれるパーティーなどで、国際的に知られるようになった。会期は22-24日。

バンシュのカーニバルの公式ウェブサイト(フランス語)


■ニューオーリンズ(New Orleans、米国)
マルディ・グラ(Mardi Gras)と呼ばれるこのカーニバルでは、パレードやマーチングバンドが通りを埋め尽くし、ニューオーリンズの街はマルディ・グラ一色になる。今年は、俳優ヴァル・キルマー(Val Kilmer)がバッカス(Bacchus)のパレードを先導し、ミュージシャンのキッド・ロック(Kid Rock)がエンディミオン(Endymion)のパレードのグランド・マーシャル(Grand Marshall)を務める。今年の会期は1月26日-2月24日。

ニューオーリンズのカーニバルの公式ウェブサイト(英語)


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