【9月4日 AFP】イスラエルのユダヤ教宗教裁判所は、離婚した妻が結婚当時、友人らの前でストリップを行ったことを理由に離婚慰謝料の不払いを申し立てていた男性に対し、訴えを退ける判決を下した。同国の英字紙エルサレム・ポスト(Jerusalem Post)が3日、報じた。

 裁判所は、元妻が友人らの前でストリップを行った際、この男性が一部始終を写真撮影していたとして、ストリップ行為に反対していなかったことを指摘した。さらに、男性はその後、裸になった妻の写真を寝室に飾っていたという。

 イスラエルでは、結婚や離婚など家族法にかかわる決定は、各宗派の宗教裁判所が担当する。(c)AFP