【7月28日 AFP】(写真追加)中国・四川省(Sichuan)成都(Chengdu)のパンダ繁育研究基地(Chengdu Panda Breeding Research Centre)で、14時間以内にジャイアントパンダの赤ちゃんが立て続けに4頭生まれた。国営新華社(Xinhua)通信が27日伝えた。

 それによると、26日午後に9歳の「奇縁(Qiyuan)」が双子の女の子を出産。その約1時間後には8歳の「成功(Chenggong)」が、27日に入って同じく8歳の「Zhuzhu」が、1頭ずつ出産した。パンダは現在絶滅が危惧(きぐ)されている種で、個体数がこれほど短期間に増えることは珍しいこととされている。

 中国の専門家によると、国内のパンダの野生における生息数は約1600頭。その大半が四川、陝西(Shaanxi)、甘粛(Gansu)各省に生息しているという。

 また、国内での飼育数は180頭にのぼるという。(c)AFP