【6月21日 AFP】夏至の21日、英南西部ウィルトシャー(Wiltshire)州ソールズベリー平原(Salisbury Plain)の巨石遺跡群ストーンヘンジ(Stonehenge)には、雨にもかかわらず、日の出の見物に約3万人が詰めかけた。

 午前4時58分(日本時間12時58分)、雨雲越しに最初の光が差すと、集まった見物人たちから歓声が上がった。

 1986年に国連教育科学文化機関(ユネスコ、United Nations Educational, Scientific and Cultural OrganizationUNESCO)の世界遺産に登録されたストーンヘンジには、毎年夏至になると、1年で最も昼が長い日の日の出を見物しようと各地から大勢の人が訪れる。

 ストーンヘンジを管理する歴史的遺産の保全機関「イングリッシュ・ヘリテッジ(English Heritage)」によると、今年は過去5年間で最高の人出だという。年間では、約85万人が訪れる。(c)AFP