【3月30日 AFP】北京五輪を前に安全対策の強化を図る中国の空港では、乗客はセキュリティーチェックで靴を脱ぐよう要請されることになる。国営新華社(Xinhua)通信が27日、報じた。

 同国では約3週間前に航空機テロ未遂事件が発生したばかり。チェックを受けるため、乗客は離陸時間の2時間前には空港に到着するよう求められる。

 また、手荷物検査も厳格化される。現在は追加料金を払えばセキュリティーチェックが早く終わり、優先的に搭乗できるが、今後はこのサービスも廃止されるという。

 新華社によると、新ルールの導入でセキュリティーチェックの時間が2-10分長くなるとみられている。(c)AFP