【11月11日 AFP】ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)で10日、パレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)元議長のための新たな霊廟(れいびょう)が公開された。

 パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)議長は式典の冒頭で故アラファト氏の墓に献花を行い、また除幕式にはパレスチナの指導者や各国高官が参列した。2004年11月11日にパリ(Paris)の病院で死去した故アラファト氏の没後3周年を記念する一連のイベントが今後、パレスチナ全土で行われる予定となっている。
 
 霊廟(れいびょう)は故アラファト氏が他界した日付を象徴し、11メートル四方の広さとなっている。高さ30メートルの灯台も併設され、レーザー灯は故アラファト氏が自身の埋葬場所に望んでいたエルサレム(Jerusalem)の方向に向けられている。(c)AFP/Nasser Abu Bakr