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中世から伝わる伝統行事「白鳥調べ」

  • 2007年07月17日 23:01 発信地:ウィンザー/英国
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2007年7月16日、テムズ川(River Thames)で行われた「白鳥調べ」の伝統行事で健康チェックを受けた後に解放される白鳥のヒナ。(c)AFP/ADRIAN DENNIS

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【7月17日 AFP】英ウィンザー(Windsor)に近いテムズ川(River Thames)で16日、毎年恒例の「白鳥調べ(Swan Upping)」が行われた。

 毎年7月の第3週に開かれる「白鳥調べ」は、中世から伝わる伝統行事。白鳥がパーティーや舞踏会に欠かせない食材だった当時、国王がすべてのコブハクチョウは自分のものだと宣言したことに由来する。

 現在でも開放水域にいる印の付いていないコブハクチョウの所有権は王室にあるが、女王が権利を行使するのはテムズ川と一部の支流のみ。15世紀に国王から所有権を認められたワイン醸造組合と染色工組合も権利を共有している。

「白鳥調べ」を行うのは、女王の専属係である「スワンマーカー(Swan Marker)」と、ワイン醸造組合と染色工組合の「スワンアッパー(Swan Upper)」。

 スワンマーカーとスワンアッパーは伝統に従って深紅の制服を着用し、伝統の旗を掲げた手こぎボートで5日間かけてアビンドン(Abingdon)までテムズ川をさかのぼりながら調査を進める。

 白鳥のヒナは体重と体長を測られ、釣り針や糸でけがをしていないかどうかなど健康チェックを受けた後に解放。スワンマーカーが報告書を作成し、ヒナを含む白鳥の数を記録する。ちなみに白鳥の数は数えても、今は食用にすることはないという。(c)AFP

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