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パパイアに著しい抗がん特性、日米共同研究

  • 2010年03月10日 12:53 発信地:マイアミ/米国
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台湾・台北(Taipei)で屋台に並べられたパパイア(2005年6月15日撮影)。(c)AFP/Sam YEH

【3月10日 AFP】米フロリダ大(University of Florida)は9日、パパイアの葉のエキスと葉茶に著しい抗がん特性を認めたとする研究結果を発表した。頸部(けいぶ)がん、乳がん、肝臓がん、肺がん、すい臓がんで抗がん効果が確認されたという。

 同大のナム・ダン(Nam Dang)研究員と日本の研究チームは、乾燥したパパイア葉から抽出したエキスを10種類のがん細胞に垂らし、24時間後に効果を調べた。

 その結果、10種類すべてで腫瘍(しゅよう)の進行が遅くなっていたことがわかった。また、エキスの濃度が高いほど効果が高いことも明らかになった。

 研究者らは、パパイア葉エキスがTh1型サイトカインと呼ばれるシグナリング分子の生産を促すことで、免疫系の調節を助けているためではないかと見ている。

 このエキスは正常な細胞には危害を加えず、現行のがん治療における一般的な副作用を防げることも明らかになったため、免疫系に働きかけてがんを退治する新たな治療法への応用が期待されるという。

 パパイアは、世界各地、特にアジアにおいて、さまざまな病気への民間療法のなかで使用されてきた。

 詳しい研究内容は医学誌「Journal of Ethnopharmacology(民族薬理学)」2月号に掲載されている。(c)AFP

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