【11月27日 AFP】定期的に運動をしている英国の「大酒飲み」の4分の1以上が、お酒を飲んだ埋め合わせのために運動をしているとする調査結果が26日公表された。

 成人2400人以上を対象にした調査によると、酒類が好きで定期的な運動をしている人のうち、飲んだあとでアルコールを抜くためにスポーツジムやプールへ行くと答えた人は19%で、医師が推奨する量の2倍以上を摂取するヘビードリンカーでは28%という結果になった。

 専門家らは、運動の効果について、体重を落としたり心臓を健康な状態に保つのには有効だが、過度なアルコール摂取が招く肝臓がんや口腔がんや心臓発作を防止することはできないと注意を促している。

 英保健当局は、週末の夜になると多くの街の中心部をカオス状態に陥らせる「深酒文化」を改善しようと、根気強い取り組みを続けている。(c)AFP