関連情報ピーナツバターからサルモネラ菌
米ワシントンD.C.(Washington D.C.)連邦議会議事堂(Capitol Hill)近くのイースタン・マーケット(Eastern Market)の店先で売られているピーナツ(2008年6月27日撮影)。(c)AFP/SAUL LOEB
【1月29日 AFP】米国で前年9月以降、サルモネラ菌による食中毒の被害が拡大している問題で、米疾患対策センター(US Centers for Disease Control and Prevention、CDC)は28日、感染源とみられるピーナツバター製造工場の立ち入り検査を実施した。
検査が行われたのは、クッキー、クラッカー、シリアル、キャンディー、アイスクリームなど菓子原料用のピーナツバターを製造するピーナツ・コーポレーション・オブ・アメリカ(Peanut Corporation of America、PCA)のジョージア(Georgia)州ブレイクリー(Blakely)の工場で、製品貯蔵室の壁や天井から大量のカビが検出されたという。さらに、包装済み製品用の運搬ケースや荷台からもサルモネラ菌が検出された。工場の天井に最大76センチの亀裂があるのも見つかったという。
CDCによると、前年9月1日から今年の1月9日までに、全米43州で501人がサルモネラ菌に感染。隣国カナダでも1人の体調不良例が報告されている。また、CDCは8人がサルモネラ感染が原因で死亡したとみている。CDCは食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)と同問題を共同で調査している。
FDAによると、これらの感染者および死亡者は、PCAのブレイクリー工場で製造されたピーナツバターを使用した食品を食べた後に体調を崩している。サルモネラ菌に汚染されたPCAのピーナツバターの納品先は70以上で、汚染ピーナツバターを原料に用いた食品は数百種類に上るとみられる。
PCAは2007年6月から2008年9月に行った自主検査で、12回、サルモネラ菌を検出していながら、製品の出荷を続けていたという。(c)AFP
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