スイス・ジュネーブ(Geneva)の世界保健機関(World Health Organization、WHO)本部正面入口に書かれた「禁煙」の表示(2008年10月21日撮影)。(c)AFP/NICHOLAS RATZENBOECK
【12月10日 AFP】世界保健機関(World Health Organization、WHO)は9日、2010年までにがんが心臓疾患を抜いて世界第1位の死亡原因になると報告し、特に貧困国で喫煙や高脂肪の食事などが原因でその傾向が強くなると警鐘を鳴らした。
WHOが発表した報告によると、今年新たに世界で約1200万人ががんと診断され、700万人ががんで死亡すると推定される。また、2030年には推定2000-2600万人が新たにがんと診断され、推定1300-1700万人ががんが原因で死亡するという。
人口の増加とがん患者の増加は、とくにアフリカではがん対策に対する大きな課題として突きつけられている。がん増加の原因は、主に喫煙、高脂肪の食事、運動不足といった欧米の生活様式が途上国で受け入れられた結果だ。
9日に米アトランタ(Atlanta)で開催された、世界の主要ながん研究機関の会合では、たばこ規制に関する国際条約の設置が呼び掛けられた。また、米政府に対しては包括的なたばこ規制と、がんワクチンおよび研究に対する投資が求められた。(c)AFP
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