【11月10日 AFP】ケープタウン(Cape Town)で開催されている肺の健康に関する世界会議、国際結核肺疾患連合(International Union Against Tuberculosis and Lung DiseaseIUATLD)で9日、世界における結核の感染例と死亡例の約5分の1は喫煙が原因だとする研究結果が発表された。

 同連合の禁煙推進部門で研究主任を務めるKaren Slamaさんは報道陣に対し、「結核の症例の約20%以上は喫煙に起因する可能性が高い。また喫煙により、感染、発症、そして死亡につながる危険性が20%上昇する」と述べた。

 Salmaさんは、喫煙と結核感染に関する有効な研究結果について、過去1年間で3回の再調査を行い、両者の関連性について「十分な証拠」を得たと語っている。(c)AFP