【8月4日 AFP】ローマ(Rome)市当局は3日午前5時(日本時間同日正午)から、観光名所の円形競技場コロッセオ(Colosseum)に続く主要道路で民間車両の通行を禁止した。大気汚染で黒ずみ、劣化が進んでいる同遺跡の保護を図る。

 通行止めとなったのは、ベネチア広場(Piazza Venezia)とコロッセオを結ぶフォリ・インペリアーリ(Fori Imperiali)通りの最終区間で、民間の乗用車やトラックなどが対象。

 車は隣接する迂回路に誘導されるが、公共交通機関は従来通り通行を認められる。(c)AFP