【2月11日 AFP】イラク治安当局によると先ごろ、同国中部のイスラム教シーア派(Shiite)の聖地カルバラ(Karbala)の西方約400キロの砂漠地帯、ジャジーラ(al-Jazira)地区で、9世紀に建造されたマジュラ(Mujada)灯台遺跡が何者かに破壊された。

 マジュラ灯台は別名マウカダ(al-Mawqada)灯台とも呼ばれる円筒状の建造物で、砂漠の隊商や道に迷った旅人などを近くのUkhaidar要塞やAatshan城塞に導く役割を担っていた。マウカダとは、暖炉を意味する。(c)AFP