【10月28日 AFP】1枚の絵画をオランダの巨匠レンブラント(Rembrandt)の自画像と信じ、ある人物が最低競売価格の1700倍の値で落札した。英国放送協会(BBC)が27日、伝えた。

 競売業者はこの絵画を無名のレンブラント模倣者によるものと説明し、最低競売価格を1500ポンド(約35万1500円)以下に設定していたが、実際には手数料と税込みで258万ポンド(約6億円)で落札されたという。

 BBCは競売人のPhilip Allwood氏が、「競売当日、作品を見た入札者らは正真正銘のレンブラントの自画像だと確信したようだ」と述べたと伝えている。(c)AFP